合唱・コーラスで音がとれないという時の練習法

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歌うことは自分を奏でること
世界に一つだけの自分の声を響かせよう!
を、コンセプトにボイトレ&ボーカルレッスンしています
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レッスンでは合唱の “ハモり” を練習したいという方もよくいらっしゃいます

「高い声が出ればソプラノで主旋律を歌えるのに、私はアルトだし…」
「私はメゾだから間に挟まれてメロディーがすごく難しい…」など

合唱曲ではソプラノが主旋律という場合が多いので
それ以外のパートは、音がとれない!つられてしまう!なんてことありますよね
少人数のグループだと一人一人の声が目立つし
一人ずつ歌わせられたりすると、緊張して、余計に音がとれなくなってしまったり…。

そんな時の練習法なのですが

①まずは、主旋律に対してハモっているという認識ではなく
自分のパートが主旋律、主役だと思って歌ってみる

②この際、全部のパートを覚える
役者さんが台本を読むとき
相手のセリフも頭に入れるようなイメージです

③和音の中で、音をとる練習をする
たとえばドミソ~🎶の響きを聴きながら、「ド~♪」と基本となるドの音を発声してみる、
今度は「ミ~♪」とミの音を発声してみる、など
和音という “音のかたまり” の中で、”1つの音をとらえる” 練習をしてみる
これは、カラオケでガイドメロディーがないと歌えない
という方にも役立ちます

3月は卒業シーズン
小・中学生の受講生さんは、卒業式で歌う合唱曲をレッスンでも歌ったりしています
そんなふうに学生さんはもちろんのこと、
合唱をされている大人の受講生さんも、
皆さまが熱心にハモりと向き合っているのを見ると
学生時代に歌った第九を思い出します
わたしの通った大学では声楽専攻は3年生になると
NHK交響楽団と第九を演奏することが単位としてあったのです
練習に練習を重ね、初めてプロのオーケストラと音合わせをした時のときめき、
ソリストさんたちの声に圧倒されたこと!みんなで歌い切ったあとの感動!
今、振り返れば、N響の演奏で第九を歌う、しかもNHKホールで!(←テレビでも放映)
なんて贅沢な時間だったのだろうと思います

「集まって歌う」ということが身近にあったあの頃…
大人になってからは自ら求めないとその機会は得られません
だからこそ、その場所・その時間・その仲間と共に歌うこと、を大切にしたいですよね

合唱・コーラスは
自分のパートを自信を持って歌えたら気持ちいいもの、
そしてみんなで声を合わせ
ハーモニーがバッチリ決まったら鳥肌もの、それが醍醐味です!

先ほど挙げた③つ、よかったら試してみてください
一緒にコツコツやっていきましょうね♡
『声の研磨師』おおばせいこでした

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