フラメンコカスタネット「パリージョ」の魅力

ベリーダンスや、バレエ、ヒップホップ、社交ダンスなど…
皆さまは何か “ 踊り ”をやっていますか?

わたしは歌うことと同じように踊ることも大好きなのですが
やはりそこには「音楽」があるからです
音が流れてくると自然に体は反応するもの
振り付けとか、決まった型を知らなくても、「音」を「体で感じる」とき、
歌うことも踊ることも同じだなと思います

今日のインスタグラムには
わたしが愛してやまないスペイン発祥の「フラメンコ」
そのフラメンコで使うカスタネットをアップしました
練習風景を聴いていただけます

なぜフラメンコかというと
たまたまテレビで見て、見た瞬間、鳥肌が立って、
わたしも踊ってみたい!自分で作詞作曲したスパニッシュテイストの曲を歌う時、
踊りながら歌いたいと思ったのがきっかけです
足を踏み鳴らして音を出したり
手拍子やしなやかな指の動きを、ステージに取り入れたいと思ったのです

実際に習い始めると、いざ振り付けを覚えても、
手拍子にしても、足を踏み鳴らすにしても、
「自分の手・足・体」で「リズムを刻む」ということがとても難しくて
でもそれがギターなど音楽とバシッと合う瞬間が気持ちよくて夢中になりました

そんなふうにフラメンコと出会いましたが
熱中してやっていた時代もあるし
先生のアシスタントとして教室のお手伝いをしていたこともあります
今はベーシックな振りやステップなど、お教えもしています

そこで先ほどのカスタネット、
わたしがライブでも使っているフラメンコ舞踊のツールの1つをご紹介しますね
歌謡曲などでもタタタタッ♪と効果的に入っているのを
聞いたことがあるのではないでしょうか?

スペイン生まれのフラメンコカスタネットはスペイン語で“ パリージョ “ と呼ばれますが
私たちが幼稚園とか小学生の頃にふれたカスタネットとは全く違うものです

右手と左手につけて2つで1組になります

そしてセクシーなことに
オス(Macho・男性)と
メス(Hembra・女性)があって

メスには紐の穴と穴の間、くぼみに切り込みがあり

通常、利き手にメスをつけます
(右利きの人は右に、左利きの人は左に)

メスのほうが高い音が出て、オスは低い音が出ます

左右とも親指に付けて他の4本の指で鳴らします
(画像ではズレていますが、紐の結び目は親指の真ん中にくるように装着します)

鳴らし方は、左手でタン♪や、右手でタン♪の単音や
左右同時にタン♪と打ったり
左右をぶつけるようにタン♪と打ち合わせたり
右手4本指のタタタタ♪という連続音など
5つほどバリエーションがあります
カスタネットの独特なリズムや音色は、印象的ですし
フラメンコの衣装も華やかなので
友人の結婚披露宴はもちろん、パーティーなどでも、よく踊りながら鳴らしました

そして、カスタネット “ パリージョ ” はいわゆる打楽器ですが、打てば誰でも音が鳴らせるものです
でも打つ場所によって響きが変わりますし
右手と左手の組み合わせによって複雑にもなります
歌にはメロディーや言葉がありますが、
打楽器のようにメロディーや言葉を持たない楽器というのは本当にテクニックが必要なので、
練習するたびに、ドラムやパーカッションなど打楽器を演奏される方たちを心から尊敬します

畏敬の念を持ちながらこれからもこの楽器を大切に奏でていきたいと思います

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